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ユーレカの日々[27]「カメラ=万年筆」

先日、実家の片付けをしていたら、古いコダックのカメラが出てきた。「KODAK INSTAMATIC 33」という、40年も昔のコンパクトカメラだ。小学校の頃に買ってもらったそのカメラはカートリッジ式のフィルムを使うパンフォーカスカメラ。要は子どもでも扱える、今でいうトイカメラのようなモノだ。

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ユーレカの日々[26] 「妄想学研究序説」

この夏、セブン-イレブンの100円アイスコーヒーにはまり、しょっちゅう買って飲んでいた。ミニストップやサークルKでは随分前からコーヒー販売を実施していたが、セブンイレブンは今年からの本格参入だそうだ。

 

コンビニ各社、コーヒーメーカーシステムと販売方法は様々。アイスコーヒーの場合、他社ではレジ内のアイスメーカーで氷をカップに入れてもらう、というスタイルが多いが、セブンはアイスクリームコーナーなどにある「氷の封入されたカップ」をレジで精算、自分でコーヒーメーカーにセットするという方式だ。レジ内に製氷機を設置しなくて済むし、店員の負担もない。衛生的でもある。うまく考えたものだ。

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ビスキィの冒険:羊

8月のコミティア104より、新刊を販売しています。

フルカラー12ページコミック。今後しばらくこのスタイルで展開していければと思っています。東京と関西のコミティアに定期的に出てますので、よろしくです。

ユーレカの日々[25]「アバターの時代」

先日、心斎橋に出かけた時のことだ。用を済ませ地下の駐車場からクルマを出す時、不思議な事が起きた。ゲート前で一時停止しようとしたら勝手に遮断機が開いたのだ。

クルマを利用しない人のために説明すると、無人駐車場の出口には精算機と遮断機があり、チケットを入れて精算すると遮断機が開く仕組みだ。ところが今回は、チケットを入れるどころか、遮断機の前で一時停止する前に、ゲートが勝手に開いたのだ。

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ユーレカの日々[24] 「複製力の不思議と不気味」

先日、ある印刷通販会社の人と話をしていて、3Dプリントの話になった。その会社でも、3Dプリントのサービスを始めたのだという。素材も樹脂や金属、陶器など色々選べる。

 

話題の3Dプリンターだが、一般の人にとっては「なにに使うの?」というシロモノだろう。生活の中で、小ロットの立体物をオリジナルで作らなくてはならない場面、というのはほとんど思いつかないし、なによりデータを作る部分がネックとなる。

 

その会社でも、まだ手探りだと言うことだったが、面白いなと思ったのが、レリーフ立体が作れるというサービス。3Dソフトを使えなくても、イラレのレイヤーを使って各面の高さを指定することで、ロゴやシンボルなどを立体オブジェにすることができる。なるほどこの方法なら3Dアプリを使えない人でも、データを作ることができる。3Dには縁が無いがグラフィック系であればできる、という人は多いだろう。

 

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ユーレカの日々[23]「バベルの塔」まつむらまきお

リニア中央新幹線の新型車両のお披露目がニュースになっていた。実際の営業車両の原型となるL0型というもの。5両連結での実験が始まるということらしい。

リニアモーターカーといえば、僕が子どもの頃、雑誌のグラビアページで何度も何度も「未来の鉄道」として紹介されていた。60年代〜70年初頭、アポロ計画や大阪万博などの時代。世の中は未来を夢見ていた。子ども向けの雑誌のグラビアでは、ウルトラマンの怪獣などと並び、宇宙旅行と未来の生活が定番の企画だった。

チューブの中を走るモノレール、地下を走る弾丸列車、原子力鉄道など、当時の様々な鉄道の構想が鮮烈なイラストレーションで紹介されていた。その中でも「リニアモーターカー」は一番人気があった。それは旧国鉄が独自に開発しているという身近さと、原理の分かりやすさだった。

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ユーレカの日々[22]「趣味の時間・仕事の時間」

 

三文未来の家庭訪問(庄司創)というマンガを読んだ。

 

ジェンダーやカルトといった様々な問題を扱った、SFとして非常におもしろい作品だったが、この中でドキッとするような描写があった。

 

 

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