makion!log

親不知を抜きました。先々月くらいに歯の詰め物が取れてしまったので、ひさしぶりに歯医者に行ったらあちこちに虫歯が。さらに、もともとかみ合っていなかった右下の親不知も抜くことに。
親不知を抜くのは十年以上ぶりで、以前抜いたときは頭蓋骨引っこ抜かれるかと思った憶えがあったのだが医学の進歩なのか、今回は時間をかけてゆっくり抜いたので、それほどショックはなかった。とはいえ、非常に体力は使うわ、抜いた後は痛いわ。今日は腫れて熱まで出てきた……夏休みを待って抜いてよかったです。

押入を整理してたらこんなものが〜。出展してたんでオープニングもステージもちゃんと見れてないんですが、伝説のイベントに居てたんだなぁ。そういえば今年はDAICONだそうですね。あ、秋にはNHKドラマで七瀬をやるとか。
他にも色々若かりし頃のあれやこれやが出てきて悶絶(^_^;)。 

さて、F-site行ってきました。来場してくださった方々、ありがとうございました。
ぼくのお題はFlash「のみ」で描く水彩風イラスト。デモで描き始めた瞬間、みんな目が点になってましたね（笑） FPSでも同じネタをやるかもしれないので詳しくは書かないでね（笑）

翌日は東京現代美術館で開催中のジブリレイアウト展へ。駅から暑い中を徒歩10分。よーやくついたと思ったら「完全予約制です」って聞いてないし〜！まぁキャンセル枠があったので入れてもらえてよかったのですが、もうちょっとちゃんと告知してくれないと。
1000枚のレイアウトというものすごい量で見るのにもかなり時間がかかる（ポニョはまだ未見なのであえてスキップしたけど）。興味深い点が多かったのだけど、できれば同じカットで絵コンテ→レイアウト→完成画面という流れで見せて欲しかった。あと、なんで魔女宅のレイアウトはカタログには一枚しか収録されてないんだろう？
で、そのカタログを買いに売店に行ったら、男鹿さん展のカタログも、漫画映画展のカタログもまだ売ってるのね。男鹿さんのは関西でやらなかったので購入。二冊で3kgとめちゃくちゃ重たいが、同じカットが多数収録されているので面白い。 しかし、こういう本はちゃんと販売してほしいし、せめて通販すべき。大学用に何冊か欲しいところだが、重すぎて断念。

結局、美術館を出たのがかなり遅くなってしまい、東京駅の丸善でやってる小田先生の個展に行くことができなかったのは残念。

散髪したあと、自転車で佐井寺の方へ散策。
自宅は千里ニュータウンの外郭の新興住宅地なのだが、このあたりはもともと東海道の大坂〜京都間にあたるため、古い村落が新興住宅地のすき間に残っている。
佐井寺〜千里山に挟まれたあたりはノーチェックだったが今日行ってみるとかなりディープ。こんもりとした丘陵で、あちこちに棚田が残っているし（うちの近所の山田村は村落はかなりいい状態で残っているが水田はほとんど無い）、おそらく元々棚田に沿っていた細い細い道＆斜路が網の目の様に張り巡らされている。写真の様な場所が、オシャレなカフェやデザイナーズマンション、巨大スーパーのある地域と隣接している。まるで平成狸合戦の世界。

授業が終わって外に出るとものすごい空！！琵琶湖と比叡山に挟まれた湖西の空はほんとうにダイナミックで値千金。

日曜日は大学のオープンキャンパス。雨にもかかわらず朝からかなりの高校生が訪れて対応に追われた一日。昼食の休憩時にプロダクトデザインの展示を見学に行ったら奥の部屋で「ほとんど先生の私物」というデザインコレクションの展示が。そこでおもわず「おおお〜っ！！」と声をあげてしまったのがこのヤマハのカセットデッキTC-800GT。中学生のころ、このマリオ・ベリーニデザインのデッキは衝撃的だったのだ。タイレル社ビルにも似てる。他にはSTRIDAやらsonyの小型ターンテーブルやらNextキューブやらいろいろあってすっかり癒されてしまった。
終わってから学校の近所で単身赴任下宿中のＯ先生んちでスタッフの学生も交えて打ち上げ。ここでまたまた懐かしいアラジンのブルーフレームストーブと再開（初期モデルだそう）。バックトゥ70な一日でした。

野田昌弘さんが亡くなった。74歳ってまだまだ若いのに。
「SFは絵だねぇ」という名言はまつむらを導いてくれたとても大切な言葉のひとつであり、未だにいろんな場面で「○○は絵だねぇ」と形を変えてあたまをよぎってゆく。合掌。

訃報：野田昌宏さん74歳　「スターウォーズ」を翻訳、「ポンキッキ」な人気番組制作も(まんたんウェブ) - 毎日ｊｐ(毎日新聞)